家族を容れるハコ 家族を超えるハコ



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社会学的視点から建築を見るようになった

 この本を読もうとしたきっかけは山本理顕さんでした。
現在、家族は実際にはどういう空間に入っているのかを考えていたとき
にこの本を手に取りました。
 
 内容的には非常に満足いくものでした。現代の人が住む箱が1951年の
モデルから基本的には変わってないこと、その箱に入る人間のほうはと
くに変わってしまっていること。今起こっている現象を捉える社会学的
な視点は、建築を学んでる私にとってとても刺激的なものとなりまた。

 重複を感じると言う感想が多かったのは、彼女が
様々な人との対話の中でどうしても自分の考えを主張しないといけなか
ったためだとおもいます。しかし、強い自分の考えを多くの人にぶつけな
がら対話の進んでくのはとても面白かったです。

 刺激的な内容がより一層、家族・人・ハコについて考えさせてくれました。
私たちは 「近代家族」という規範の中に住んでいる!

2LDKや3LDKという住宅のパターンは,こんな考えのもとに作られていたんだ・・と,日本の家に長く住み続けながら全く気がつかなかったことに,この本は気づかせてくれました。そして,それがいかに現在の家族像とズレているかということも・・。この本の中で提案されているような,現実に即した住宅がこれからどんどん出てくるといいなあ,と思うと楽しみです。星が1つ少ないのは,話の重複が気になるところがあったからです。
住宅だって、家族制度を守るように仕向けられたものだったのね!

いつも著者の本を読むと、これまで「あたりまえだ、そんなことに疑問をはさむなんておかしいよ」といわれていたたくさんのことが、だれかさんに都合のいいようにすすめていくためのシステムだったということが分かって、目から鱗がおちる衝撃と腑に落ちる爽快感を得ていたのですが、本書にまた新しいことを教えられ、すっかり楽しませてもらいました。ちなみに、子供が独立したのを機に我が家もすっかり夫婦別寝室です。建築のカタカナ語が分かりにくいので、星は1つ減らしましたが、面白い本ですよ。



平凡社
「51C」家族を容れるハコの戦後と現在
住まいと家族をめぐる物語―男の家、女の家、性別のない部屋 (集英社新書)
変わる家族と変わる住まい―“自在家族”のための住まい論
近代家族の成立と終焉
日本の住まい変わる家族―居住福祉から居住文化へ (MINERVA福祉ライブラリー)







         
         
         
         

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