英語はpenをa penと声に出して覚えなさい―ゼロからスタートする超音読レッスン


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英語はpenをa penと声に出して覚えなさい―ゼロからスタートする超音読レッスン
英語はpenをa penと声に出して覚えなさい―ゼロからスタートする超音読レッスン
ジャンル:本
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「最初っから、やり直すか？」と思わせてくれる

義務教育であれだけ学んだはずの英語なのに、聞き取れない、話せない、というサラリーマンの一人である私。この本は、そんな私たちに、「もう一度、根本から勉強し直してみようか？」と思わせてくれる。受験をくぐりぬけた私たちは、たいがい単語や構文の知識は一通りあるので、あとは英語を「実際に使う音の流れ」としてとらえ、話せるようになればいい、というのが、本書のアプローチだ。たとえば、「a」「the」などの冠詞を名詞と一緒に音で覚える。An appleも、「アナプル」、というように。なんだか、簡単なことのように思えてきて、不思議。そして、こういう簡単な語句を、積み木のように積み上げていくことで、伝わる英語になるという。なんだか、幼児の自然な言語習得の過程を経るのがベストだと言われているような気もする。小さな子供のいる人など、母子・父子でこの手法で英語を一から一緒に学ぶのも、楽しいのでは、と思う。また、日本人は、完璧主義になりがちなのが、英語コミュニケーションのネックになっている、という指摘にも納得！　もっと気軽に、ジャパニーズ・アクセントでいいから、短いフレーズを組み合わせて、「伝える」ことを目的に英語を臆せず話せば言いのだ、と本書は説く。具体的な練習法も掲載されているが、教材としても役立つのでは？　と思った。英語への取り組み方を根本から変える必要を感じさせられた。


講談社




　 　 　 　 　
　 　 　 　 　
　 　 　 　 　
　 　 　 　 　

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